かな文字の雅楽のたのしみ

かな文字と雅楽の平安コラボ🎶
ご参加の皆様と豊かに学び、こころ安らいだひとときでした✨
かな書家の鳥井美知子先生とは、数々のコラボをご一緒させて頂いて参りましたが、その度に雅楽とコラボすると、かな書と流れがぴったりくるとお話し下さいます。
そこをもとに今回の企画は始まりました❣️そして、さらに先生から文字の呼吸に合わせて楽器を吹いて欲しいとリクエスト頂きました。
かな文字は書くときの呼吸がとても大切とのこと。
その呼吸で書けば、生徒さんたちも楽〜に呼吸を移して書けるのでは?!初の試みです🌈
結果、初心者の皆様も、音のノリや間合いで線を書くことを楽しまれて、素晴らしい作品を仕上げました🎶
かな書家の鳥井美知子先生&
雅楽三昧中村さんちから
早めのお年玉プレゼントです🎁
この動画をみると、変体仮名の
ゆ(遊)、む(無)、ろ(露)が
もれなく雅楽の笙、篳篥、龍笛の音色とともに学べます🎶
(→香風舎FBにアップございます)
ぜひ、書初めに試してみて下さい🥰
鳥井先生のかな文字の歴史や墨と硯にまつわるお話しも深くて。参加者全員、200年前の墨を磨ること、素晴らしい硯で特別に体験させて頂きました✨
研いである硯と墨の磨れる音も、
初めての体験でした。
美しい色の重なり。墨は黒!だけではありませんでした。丁寧につくられた墨は色んな色を内在しているそうです。青や、紫、赤や茶を醸す墨の深さの一端を垣間見させて下さいました。
ご参加の皆さまも
いつまでも墨をすっていたいとの
感想多発❣️

最近は工業用重油などで作られている粗悪品も出回っているとか。
墨文化が急速に失われて行く現在、墨の文化を愛し、その楽しみや深さをお伝えしたいと、鳥井先生✨
50年ほど寝かせてある墨は、ちょうど今が、使いごろとのことです。是非、家の肥やしになっている墨があったら、試してみると良いとのお話しも🎶
墨を摺っている皆さまを拝見しながらの青海波や合歓塩はなんだかとても幸せでした✨ 平安タイムトリップ?!
是非また来年も開催できたらと願います🌈

香風舎

舞手 宇佐見 仁と、横笛奏者 中村香奈子による活動。埼玉県北本市を拠点に、さまざまな企画を通して日本古来の『文化』と、そこに息づく『和らぎ』『つながり』を尊び、学び、体現してゆくことを志す学び舎です。